青龍の病気2つ目の【尿道閉塞】について振り返ってみようと思います。この病気で、青龍は命を落としかけました。後遺症もたくさんあります。
青龍が再発しないため、ほかのnekoたちがならないようにもう一度復習も兼ねてまとめてみました。
尿道閉塞(にょうどうへいそく)について
尿道閉塞とは?
なんらかの原因で尿道がふさがりおしっこが出にくくなったり、全くでなくなる状態の事です。
原因は?
結石などが尿道につまり、前立腺の肥大や腫瘍などが尿道を圧迫して起こります。泌尿器の発育不全によって起こる事もあります。
nekoはおしっこの中に結晶という砂のようなものが出来やすい体質の子が多くいると言われています。寒くなると、飲水量が減ったり、運動不足になったり、トイレを我慢したりという事が起こります。その結果、膀胱の中のおしっこが濃くなり、結晶が出来やすくなります。特にオスnekoは尿道が細く、小さな結晶でも閉塞を起こすことが多くあります。
初期症状は?
- 何度もトイレに行く
- 排尿姿勢をとっていてもなかなか出ない
- トイレではないところで粗相をする
- 血尿がでる
- おしっこの時に痛がる(鳴く)
など、膀胱炎に似た症状がでます。
完全に尿道が閉塞した場合の症状は?
完全閉鎖を起こすと、急性腎不全や尿毒症になり、下記のような症状がでます。
- 嘔吐
- 食欲不振
- ぐったりする
- 痙攣
完全に尿道が閉鎖した場合、短時間でも命に関わるそうです。
病院にLINEでこの画像を送りました。そこで、少し診断をしてもらいました。写真に収めておくことは大切だなと思いました。
青龍は、①②③の症状がありました。①では、白い泡のようなものを短時間で何度も吐きました。また、朝はごはんも食べないし、ずっと同じところにじっとしていました。
朝ご飯を食べず、吐いた時点で病院に電話し、トイレも確認して連れていきました。トイレは、入ってもおしっこをせず出てくることを何度か繰り返していました。前の日の夜はごはんも食べていました。ただ、トイレの確認などは行っていなかったのでいつからおしっこが出ていないかは、いまだに不明です。
一晩の間に何があったのかわかりません。または前日に何か気づけることがあったかもしれないと、今は思っています。
治療方法は?
処置が遅れれば命に関わる事もあるので、治療は一刻をあらそいます。
- 尿道にカテーテルを入れてふさがっているのを開通させます
- 溜まっているおしっこや詰まっているものを取り除きます
- 膀胱の中をきれいに洗浄し、結石をとかす治療を行います
- 閉塞がひどい場合は、手術を行います
このままにしておくと、命を落とす。。でも、手術をしても体力が持たず命を落とすかも。。2択でした。考える時間もなく「助かる可能性があるほうでお願いします」と先生に言いました。
3日間、生きた心地がしなかった。
4日目のお昼ごろ、先生が「一旦命の危険はなくなりました」と報告があり、涙が止まりませんでした。
先生に感謝でいっぱいです。
「ただ、後遺症も残るので頑張りましょう」と言われ、今いろんな病気と闘っています。
予防の仕方は?
- 食事管理
お水をあまり飲まない子だとしたらウェットなごはんも加えてあげると水分が取れます。 - 水をたくさん飲ます
水飲み場をたくさん作ってあげて、いつもきれいなお水にしてあげたり、動くお水が好きなnekoもいるので、動く水飲みに変えてあげてもいいかもしれません。 - トイレの観察
十分な広さや清潔感を保って、トイレが安心できる場所にしてあげましょう。また、トイレの数はnekoの数プラス1が理想だそうです。 - 定期的な尿検査
おしっこが出にくい、おしっこが出ていない
そんな症状が少しでもあれば、病院へ行ってください。気のせいでも勘違いでもいいんです。診てもらうことに意味があるんです。
毎日の暮らしの中で、ずっとnekoたちを観察することは難しいと思います。でも、勉強したり色んなことを聞いたりして分かったことがあります。
ポイントを押さえれば大丈夫!!
今日はおしっこに行ったかな?
体調は大丈夫かな?
ご飯をおいしそうに食べてるかな?
気にかけてあげてください。毎日「元気」の確認をしてほしです。病気になってしまったらどうしようもないこともたくさんあります。
私のように、後悔する前に。。